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「はしご乗り」に4代目の若者も登場 鎌倉で出初式

話題 神奈川新聞  2019年01月06日 17:00

妙技を披露した和田さん=鎌倉市山崎
妙技を披露した和田さん=鎌倉市山崎

 正月恒例の鎌倉市消防出初(でぞめ)式が6日、同市山崎の山崎浄化センターで開かれた。消防職員や地元消防団員ら344人が参加し、一斉放水や救助訓練などを実施した。とび職人らが伝統の技を披露する「はしご乗り」では、親子代々で挑戦し“4代目”となる若者の姿も見られた。

 出初式は消防職員や団員らの士気を高めるとともに、市民の防災意識の向上を図るために毎年実施。家族連れら約900人が来場した会場には、消防ポンプ車など22車両が集結した。

 目玉の一つは、市内の若手とび職人らによる伝統のはしご乗り。職人数人が一人ずつ交互に、高さ約6メートルのはしごに上り、片膝をはしごの先端に乗せたり、両腕でつかまって逆立ちをしたりと、ダイナミックな演技を披露した。来場者からは鍛錬した技が次々と繰り出され、大きな拍手と歓声が上がった。

 職人の一人、和田竜治さん(21)=同市坂ノ下=は今年で出演3回目。曽祖父、祖父、父ととび職人で、はしご乗りに代々挑んできた。和田さんも先輩職人から参加を誘われ、挑戦を続けている。

 和田さんの父で、自身も20~30代に大技を披露してきたとび工事会社代表取締役の元彦さん(52)は「今は家業を継がない人が多い中で、(竜治さんが)はしご乗りの伝統を受け継いでくれた」と喜ぶ。

 練習は昨年11月から始まり、仕事を終えてから2時間ほど、先輩職人に教わりながら技を磨いてきた。

 「毎回(落下は)怖いし、何回やっても緊張する。流れに乗った勢いで、無心でやっている」と和田さん。「練習すればするほどうまくなる。始めたからには、これからも続けていきたい」と前を見据えた。

 会場ではこのほか、豪雨による河川氾濫を想定し、乗用車とトラックの車内に取り残された5人を救助する訓練なども行われた。


若手職人らが妙技を披露したはしご乗り=鎌倉市山崎
若手職人らが妙技を披露したはしご乗り=鎌倉市山崎

若手職人らが妙技を披露したはしご乗り=鎌倉市山崎
若手職人らが妙技を披露したはしご乗り=鎌倉市山崎

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