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被爆体験・在日2世の証言(上) 二重の差別 苦しみ続け

社会 神奈川新聞  2019年01月04日 02:54

被爆体験伝承者の養成事業のミーティングで、自らの体験について話す李鐘根さん(中央)
被爆体験伝承者の養成事業のミーティングで、自らの体験について話す李鐘根さん(中央)

 隠れ、口を閉ざし、生きていくのはやめた。1945年8月6日、広島で被爆した在日韓国人2世の李鐘根(イジョングン)さん(90)=広島市安佐南区=が、齢(よわい)八十を過ぎてから、二重の差別に苦しんできた過去を語り出したのにはわけがある。米国の「核の傘」に身を委ねつつ核軍縮をうたう矛盾がなお続き、再び悪意が社会に満ちてきた今、歴史の証人の言葉は重さを増す。 

 「つぶれた家の下から『助けて』という声を聞いたが、一人も助けられなかった。牛車を引いていたおじさんが死んでいて『私が生きているのはなんで』と思った」

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