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風景になじむ芸術 藤沢でパブリックアート企画展

カルチャー 神奈川新聞  2019年01月03日 17:00

1964年、東京五輪ヨット競技の江の島開催を記念して加藤顕清が制作した「弁財天と世界女性群像噴水池」(市アートスペース提供)
1964年、東京五輪ヨット競技の江の島開催を記念して加藤顕清が制作した「弁財天と世界女性群像噴水池」(市アートスペース提供)

 藤沢市内に点在するパブリックアートを紹介する企画展が市アートスペース(辻堂神台)で開かれている。著名な彫刻家の作品や、1964年の東京五輪開催に合わせて制作されたものなど、まちの一角にたたずむ芸術がそろう。主催する市の担当者は「風景になじみ、気付かれにくいアートも多いが、その魅力を再発見していただければ」と語る。1月11日まで。入場無料。

 パブリックアートは道路や公園などに設置される公共芸術。市アートスペースは本年度から市内30カ所に点在するパブリックアートの調査を行っている。


鵠沼海岸の歩道上にある車止め。黒光りするオブジェが林立するさまを「新しいアート」として捉えた映像作品も展示されている(市アートスペース提供)
鵠沼海岸の歩道上にある車止め。黒光りするオブジェが林立するさまを「新しいアート」として捉えた映像作品も展示されている(市アートスペース提供)

 多くは戦後から90年代にかけて制作されたもので、その中には佐藤忠良さん、菅沼五郎さんら著名な作家の作品のほか、64年東京五輪のヨット競技が江の島で開催されたことを記念し建てられた群像などもある。

 2020年東京五輪では江の島でセーリング競技が開催されることもあり、市は同年に市内のパブリックアートの写真や資料をまとめた冊子を刊行する予定。現在はまだ調査途中だが、「身近にある芸術を市民の方に知ってもらいたい」と企画展を計画した。

 会場では、調査で集めた写真と資料を展示するほか、湘南工科大学総合デザイン学科の学生が街中のオブジェや街の風景を「新しいアート」と捉え、映像化した作品も並ぶ。

 午前10時~午後7時。1月1~4、7日は休館。問い合わせは、市アートスペース電話0466(30)1816。


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