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神奈川大16位
【箱根駅伝】笑顔のラストラン 翔陵高出身10区・佐久間

スポーツ 神奈川新聞  2019年01月03日 14:51

16位でゴールした神奈川大のアンカー・佐久間=東京・大手町
16位でゴールした神奈川大のアンカー・佐久間=東京・大手町

 最初で最後の箱根路を全力で楽しんだ。「中学から10年間ずっと夢見てきた。積み上げてきたものを、最後にぶつけられた」。総合16位でゴールした神奈川大のアンカー佐久間は、息を切らしながら興奮気味に語った。

 「耳がじんじんするくらい声援がすごかった」。復路は屈辱の一斉スタートだったが、粘りのたすきをつなぎ、佐久間もシード権争いを展開する中大や早大のいる集団に食らいついた。「後半8キロが勝負だったが足が動かなかった」。最後は差を広げられたものの、順位は一つ押し上げた。

 苦しみ続けた競技生活だった。藤沢翔陵高時代は3年時にキャプテンを務めたが、4連覇した県高校駅伝、続く都大路はともに不振にあえいで欠場。大学では2年時に箱根のメンバー入りを果たしたが出場できず、前回はけがが続いて16人に名を連ねられなかった。

 区間20位。心から誇れる順位ではなかった。「納得のいく走りではない。だけどこうして夢の舞台を走り切って、人間として大きくなれた」。競技人生の最後の日を、笑顔で締めくくった。


神大主将・山藤「責任は僕」


 往路18位からの巻き返しを期した神奈川大は総合16位。1区で区間15位だった主将山藤は「厳しい結果。責任は僕にある。だが、力のある下級生が頑張ってくれたので来年はやれる」と後輩に託した。

 9区の2年生北崎は初の箱根路にも物おじせずに5人を抜き去り、区間4位の好成績。北崎は「楽しむことを第一に考え、最後まで走り続けられた。来年に切り替えて頑張りたい」と誓った。


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