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地元産オリーブ使った菓子などをブランド認定 二宮町

話題 神奈川新聞  2019年01月02日 02:11

新たに二宮ブランドとして加わったオリーブ商品
新たに二宮ブランドとして加わったオリーブ商品

 オリーブを二宮町の名産品にしようと、同町で官民の取り組みが進んでいる。昨秋に地元産オリーブを使った菓子などを「二宮ブランド」として新たに認定。今後は県内外の産地との交流も重ね、耕作放棄地対策と地域活性化を目指す。

 二宮ブランドは名産品の発掘を狙い、町商工会が毎年認定している。これまでもオリーブオイルや、オリーブの葉を使用した茶、新漬けなど計4品目が選ばれている。ここに昨年10月、オリーブ茶の粉末を練り込むなどしたパンや菓子など計7品目が加わった。

 パン店「ティグレ」(同町山西)の「二宮オリーブ茶のカンパーニュ」は、もちもちとした食感と茶葉のほろ苦さを味わえるのが特徴。「芦の屋」(同町二宮)のシフォンケーキとチョコレート菓子もオリーブの風味を楽しめる。このほか「まつき農園」(同町山西)は葉のパウダーなどを販売している。

 町内でオリーブ栽培が本格化したのは2012年。古くからあるミカンは鳥獣被害が深刻なこともあり、代替作物としてオリーブに白羽の矢が立った。

 現在は26軒の農園が1900本を育てており、生産量も年々増え続けて、昨年は1200キロを収穫。17年からは、先駆的にオリーブ栽培に取り組んだ農園が中心となり、加工品などを販売する「湘南オリーブフェスタ」も開催している。

 今年2月には国内最大産地である香川県・小豆島で開かれる全国オリーブサミットに、村田邦子町長が初参加する予定。町は「地元業者による6次産業化のサイクルもようやく軌道に乗り始めた。今は地元のブランドもオリーブに一本化を進めている」と、さらなる広がりを期待している。


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