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「深緑野分をつくった本」 厚木市立中央図書館で企画展

話題 神奈川新聞  2018年12月31日 14:20

厚木市出身の作家・深緑野分さん
厚木市出身の作家・深緑野分さん

 第160回直木賞候補に新作がノミネートされている厚木市出身の作家、深緑野分さん(35)の企画展「深緑野分をつくった本」が1月4日から同市立中央図書館(中町)で開催される。同賞発表は同16日で、活躍めざましい深緑さんを地元から応援していこうと市が本人の協力も得て主催する。同31日まで。

 野分さんは2013年に「オーブランの少女」(東京創元社)で本格デビュー。15年に「戦場のコックたち」(同)で初めて直木賞候補に選ばれ、戦後ドイツを舞台にした歴史ミステリー「ベルリンは晴れているか」(筑摩書房)で今回、自身2度目となる同賞候補作品に選出された。

 企画展では、深緑さんに選んでもらった「影響を受けた作家」「おすすめの本」のほか、本人の作品などを多数展示、貸し出しする。選定書籍には、深緑さんの思いなどをつづったコメントも併せて展示する予定。新春にちなんで「お年玉企画」と題した応募企画も実施する。深緑さんへの応援メッセージを書いて応募した人の中から、抽選で3人に「ベルリンは-」のサイン本を贈る。

 深緑さんは企画展の開催に際し「厚木生まれ厚木育ちの者として、大好きな中央図書館での選書企画を任せていただけ、とても光栄」「ぜひ中央図書館にお越しいただき、『地元のあの子が選んだ本だ』という気分でお気軽に楽しんで手にとってくだされば」などとコメントを寄せている。

 市ではさらに図書館での企画展と連動させる格好で、1月1日号の市広報紙「広報あつぎ」でも深緑さんを特集。作家デビューまでの道のりや、執筆への思いなどを紹介する。午前9時から午後7時。21日は休館。問い合わせは、同図書館電話046(223)0033。

影響を受けた作家
ロアルド・ダール、遠藤周作、桜庭一樹の計12冊

おすすめの本
嘘の木(フランシス・ハーディング、東京創元社)、卵をめぐる祖父の戦争(デイヴィッド・ベニオフ、早川書房)、休戦(プリーモ・レーヴィ、朝日新聞社)など7冊


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