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【東名あおり】検察側、控訴せず 懲役18年の判決

社会 神奈川新聞  2018年12月29日 17:00

横浜地検
横浜地検

 大井町の東名高速道路で昨年6月、「あおり運転」を受けて停止させられたワゴン車が後続車に追突され一家4人が死傷した事故で、横浜地検は29日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた無職の被告(27)を懲役18年とした横浜地裁判決について、控訴を見送ったと発表した。

 危険運転致死傷罪の成立を争う弁護側は、期限の28日までに控訴している。検察側が控訴しなかったことで、控訴審で被告に懲役18年を上回る判決が言い渡される可能性はなくなった。

 同罪の適用が争点となった一審の公判で、検察側は懲役23年を求刑。判決が同罪の成立を認めたため、量刑の妥当性を中心に検討してきたが、過去の同罪の量刑傾向なども踏まえて控訴を見送ったとみられる。

 14日の地裁判決は、被告の一連のあおり運転と停車後に誘発した事故との因果関係を認定。走行中の事故が適用の前提とされてきた従来の同罪の法解釈を拡大し、停車後の事故にも適用できると判断した。

 事故は昨年6月5日夜に発生。判決によると、被告は、静岡市の一家のワゴン車の進路をふさいで停車させ、後続車が突っ込む事故を引き起こし、夫婦を死亡させ、娘2人にも軽傷を負わせた。


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