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野宿者「孤立させない」 寿地区で支援スタート

話題 神奈川新聞  2018年12月29日 02:23

支援者によるバザーで防寒着や生活用品を求める人たち=横浜市中区の寿公園
支援者によるバザーで防寒着や生活用品を求める人たち=横浜市中区の寿公園

 路上生活者や独居高齢者、困窮者らを年末年始に孤立させないための支援活動「寿越冬闘争」が28日、横浜市中区の寿地区で始まった。行政機関が閉庁する期間、専門家が待機して相談窓口を開設。30日からはボランティアが手作りの味を提供する炊き出しを行い、温かい新年を迎えてもらう。

 寿日雇労働者組合や寿支援者交流会、夜間パトロール団体など7団体で構成する実行委員会が主催し、今年で45回目を迎えた。

 拠点となる寿公園では28日朝、全国から寄付された衣類や日用品を格安で販売するバザーが催され、男女ともに防寒コートや厚手のズボンに人気が集まった。

 ボランティアとして昨年に続いて参加した桜美林大3年の安藤睦未さん(20)は「寒い中、お体を大事にしてください」と訪れた人たちに笑顔で話した。

 炊き出しは来年1月3日まで実施。大みそかは年越しそばを提供し、正月は餅つきを一緒に楽しむ。夜は関内地区や横浜駅周辺などの野宿者に声を掛けながら温かいスープを配ることにしている。30日午前11時からは学習会「ギャンブル依存を考える」を開く。

 市健康福祉局の援護対策担当によると、市内の路上生活者は477人(今年1月の概数調査)で減少傾向にある。実行委事務局長の高沢幸男さん(48)は炊き出しや夜間パトロールなどを担う支援ボランティアを募っている。問い合わせは事務局の寿生活館電話045(641)5599。


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