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イノシシ大暴れ2人けが 閉めた引き戸、鼻で開け 小田原

社会 神奈川新聞  2018年12月25日 12:43

イノシシが侵入した引き戸。奥の台所で暴れたという=25日、小田原市国府津の蓮台寺
イノシシが侵入した引き戸。奥の台所で暴れたという=25日、小田原市国府津の蓮台寺

 25日午前、小田原市内の住宅街の半径約1キロの範囲でイノシシの出没が相次いだ。体長は120センチ前後で、歩行中の高齢者に接触するなど2人が軽いけがを負った。市は防災無線などで注意を呼び掛けている。

 市環境保護課によると、同日午前9時半ごろから、同市中里のカラオケ店付近や、近隣の酒匂、国府津の各地区で相次いでイノシシが目撃された。ユーコープ国府津店付近では、70代女性の手押し車に接触し、女性が転倒。頭部に軽傷を負い、救急搬送された。

 午前10時すぎには国府津地区の蓮台寺で、僧侶の男性(63)が玄関先でイノシシと遭遇。引き戸を閉めたところ、イノシシが室内に侵入してきて足に軽いけがを負った。

 イノシシは男性が持っていたカバンを奪い、中身を物色。さらに室内の洗い場付近で数分間暴れて山林方面に逃げたという。玄関のガラスの一部が割れたほか、境内の通路にはイノシシの血が付いた足跡が点々と残っており、市はそれまでに車と衝突するなどして、負傷したとみている。

 小田原署には目撃情報や「ガラスが壊された」といった連絡など4件の110番通報があった。僧侶の男性は神奈川新聞の取材に「目が合ったので引き戸を閉めたら鼻先で強引に開けてきた」と驚いた様子で話していた。


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