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【変わる“ラミ流”】ポスト筒香は細川だ 大先輩から心構え吸収

ベイスターズ 神奈川新聞  2018年12月25日 01:52


2年目の今季は1本塁打に終わったものの、筒香の後継者としてラミレス監督が期待を寄せる細川=2018年9月12日、マツダスタジアム
2年目の今季は1本塁打に終わったものの、筒香の後継者としてラミレス監督が期待を寄せる細川=2018年9月12日、マツダスタジアム

 ポスト筒香は、細川しかいない-。将来的な米大リーグ挑戦の意向を表明した主砲の後継として、ベイスターズのラミレス監督が早くも、右の若手大砲を指名した。高卒2年目の今季は1本塁打にとどまったスラッガーは「期待されているのは分かっている。筒香さんの後釜で4番に座って1軍で活躍したい」と堂々と応じる。3年目を迎える来季、偉大な先輩からホームランアーティストとしての心構えを吸収し、殻を突き破れるか。

 「シーズン40本塁打を打てる選手。ポテンシャルやパワーで比べたら、彼ほどの日本人選手はチーム内にいない」

 仮に筒香が近い将来メジャー移籍した場合の構想を問われたラミレス監督は、次期4番候補として真っ先に細川の名前を挙げた。

 1軍定着を期待された今季は、11試合出場に終わったが、クライマックスシリーズ(CS)を争う9月にシーズン初昇格した広島戦でいきなり先制打。翌日の試合でも本塁打を放ってチームに勢いをもたらした。しかし最終盤は再び2軍落ちし、「甘いボールは一球で仕留めないといけない。あらためて勉強させられた」と唇をかみしめる。

 茨城・明秀日立高からドラフト5位で入団した昨季は、プロ初打席で本塁打をマーク。7年先輩の筒香もプロ1年目で初アーチを放っているが、そこまでに10打席を要していた。高卒新人選手としてチーム史上初の偉業を成し遂げると、ポストシーズンでも輝いた。


ルーキーイヤーのプロ10打席目にして初安打が初アーチとなった筒香=2010年10月7日、横浜スタジアム
ルーキーイヤーのプロ10打席目にして初安打が初アーチとなった筒香=2010年10月7日、横浜スタジアム

 ただ今季は苦しんだ。打撃不振に陥った夏場は約1カ月間は2軍戦にも出場せず、フォームを一から見直した。「バットに当たったら飛距離は出る。確実性をどう磨くか」。膝への負担を減らすため、重心を少し上げたスタイルに修正した。

 秋季キャンプでは、田代新打撃コーチから指導を受け、守備でも左翼にも入るなどハマの主砲の座を受け継ぐレールは着実に敷かれているが、指揮官は「どれくらいの期間で1軍の試合に出て投手に慣れるかは分からない。彼自身努力しないと」と奮起を促す。

 来季はキャンプから右翼のポジションを梶谷、神里らと争う。弱点でもある打撃の修正力を磨くため、今オフは西武・秋山と自主トレーニングに臨むという。

 「昨年も一緒にやらせてもらってすごさが分かった。足りない部分が見えてきたので聞いて自分のものにしたい」

 3度目の最多安打のタイトルを獲得した球界屈指の好打者からの金言も糧に、まずはプロ3年目で初の10本塁打をマークした筒香超えを目指す。


ベイスターズ入団後の成績
ベイスターズ入団後の成績

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