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リニアは今(4)~沿線4紙連携・中間駅~ 【神奈川】在来線との融合必要

社会 神奈川新聞  2017年06月23日 12:28

橋本駅南口のロータリー。右奥の県立相原高校グラウンド地下にリニア神奈川県駅が作られる
橋本駅南口のロータリー。右奥の県立相原高校グラウンド地下にリニア神奈川県駅が作られる

 相模原市役所に入ると、「未来の相模原」と名付けられたジオラマが来庁者を出迎える。ボタンを押すと、市北部を貫くリニア中央新幹線の模型が動きだす。

 周囲には、市内で開発され2020年に地球に帰還する小惑星探査機「はやぶさ2」や駅前の高層ビル群の模型が立ち並ぶ。リニア完成予定の27年、市が描く未来は夢の超特急とともにある。

 市内に建設される神奈川県駅(仮称)について、加山俊夫市長は「東京都市圏の約3600万人のうちの3分の1に当たる1200万人をカバーする」と語る。首都圏郊外のベッドタウンとして発展してきた地域が、県庁所在地の横浜を上回る日がやってくる、という思いがにじむ。

 神奈川県駅は地下3階構造。JR横浜線、相模線、私鉄京王線の3線が交わる橋本駅前(同市緑区)の地下に整備される。5月に周辺の準備工事がスタート。駅前の県立相原高校は移転し、広大な敷地を開発する計画が進む。

 市は大規模展示場や駅前広場、オフィス、ショッピングエリア、マンション整備などの構想を示しているが、具体的な駅周辺開発計画は定まっていない。

 期待は膨らんでいるが、地元住民の見方は冷静だ。リニア誘致の署名を集めてきた駅周辺の商工関係者で組織する「リニアのまち橋本を育てる会」の真田勉会長(63)は「リニアが人を集めたとしても、まずは在来線をなんとかしないと」と現実を見据える。

 在来線の駅とリニア駅は約250メートル以上離れている。乗り換えの利便性や駅周辺地区のにぎわいをつくるには、リニア駅と在来線駅の融合が欠かせない。新駅の象徴となる駅ビルの整備も必要だと感じている。

 「横浜線の車両編成を増やし、輸送量を

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