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「東京で金メダルを」
パラ五輪銀メダリスト、 伴走の相模原市職員とともに報告

社会 神奈川新聞  2018年12月24日 02:17

加山俊夫相模原市長(右)に優勝の喜びを語る道下美里さん(中央)と青山由佳さん(左)=相模原市役所
加山俊夫相模原市長(右)に優勝の喜びを語る道下美里さん(中央)と青山由佳さん(左)=相模原市役所

 パラリンピック・リオデジャネイロ大会の女子マラソンで銀メダルに輝いた視覚障害者の道下美里さん(41)=福岡県太宰府市=が、伴走者で相模原市職員の青山由佳さん(32)とともに、2020年の東京大会に向けて練習を重ねている。今月21日には同市役所を訪れ、ロンドンと防府読売の両マラソン大会で視覚障害者部門を制したことを報告。道下さんは「東京で金メダルを取りたい」と意気込んだ。

 道下さんは、中学生の時に病気で右目が見えなくなり、20代の頃に左目の視力も0・01以下になった。マラソンを始めたのは08年。めきめきと力をつけ、現在は2時間56分14秒の世界記録保持者だ。

 進路やタイムを伝えながら、ロープでつながって一緒に走る伴走者は、欠かせない存在。道下さんは「競技のアドバイスだけではなく、生活面でも支えてくれる青山さんのおかげで目が見えないと感じない」と感謝を口にする。

 その青山さんは同市立東林中学校、東海大相模高校で陸上に励んできた。卒業後は地元の同市役所に勤める傍ら、クラブチームで活動。日本ブラインドマラソン協会から依頼を受け、3年前から道下さんの伴走を担っている。太宰府市を拠点にする道下さんとは距離が離れているが、連絡を取り合ったり、合宿などで定期的に会ったりしてトレーニングに汗している。

 東京大会では頂点に立つことが最大の目標だ。「自分に余裕がないと的確な指示が送れない。(道下さんが)最高の走りができるよう努力したい」と青山さん。道下さんは「防府では世界記録更新はかなわなかったが、優勝できて良かった。東京パラリンピックでは金メダルを取りたい」と意気込みを語った。


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