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ベスト8で涙 女子サッカー、監督退任のノジマステラ

スポーツ 神奈川新聞  2018年12月22日 17:00

準々決勝敗退が決まり、肩を落とす大野(右)らノジマステラ神奈川相模原の選手 =栃木県グリーンスタジアム
準々決勝敗退が決まり、肩を落とす大野(右)らノジマステラ神奈川相模原の選手 =栃木県グリーンスタジアム

 サッカーの皇后杯全日本女子選手権は22日、栃木県グリーンスタジアムなどで準々決勝が行われ、INAC神戸と千葉、日テレ、浦和が勝ち上がった。29日の準決勝(パナソニックスタジアム吹田)は日テレ-浦和、千葉-INAC神戸の顔合わせ。決勝は来年1月1日に行われる。

 前回準優勝のノジマステラ神奈川相模原は、同じプレナスなでしこリーグ1部勢の千葉に0-1で競り負けた。前半34分の失点後は圧倒的に攻め立てたが、フィニッシュの精度を欠いた。

 INAC神戸は京川のゴールなどで新潟に2-1で競り勝った。日テレは田中美の2得点などでマイナビ仙台に6-0で大勝。浦和は長野に1-0で勝った。

ノジマ ベスト8で涙
らしさ発揮も1点遠く


 最後まで1点を奪えなかったが、後半は被シュートなしの一方的な展開で押していた。今季で退任するノジマステラ神奈川相模原・菅野将晃監督(58)は「数年前なら押されっぱなしだった相手に、ここまで戦えるようになった感慨や思いはある」と、敗戦を恥じることはなかった。

 唯一の失点は、相手の豪快なミドルシュートをたたえるしかない。その後の激しい守備にも慌てず、ひるまず、狭い局面を得意の短いパス交換で打開。ハーフタイムを挟んで攻撃のギアを上げ、左右のクロスやミドルシュートでゴールに迫った。

 「最後まで諦めずにゴールを目指して走ったのは菅野さんの教え」。25歳で引退する元日本代表の高木が笑顔ならば、唯一の創設メンバーで来季は韓国クラブに移籍する主将吉見も「何もないところから始まったチームで結果を残せたし、苦しくも充実した7年間だった」と悔いなしだ。

 もちろん、サッカーはシュート数や支配率を競うスポーツではない。「点を取れるチームになれるかどうか。今後のステラが上に行くために必要なこと」と指揮官。その一手前まで道筋を描き、クラブ躍進の第1章に幕を下ろした。


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