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横須賀市立うわまち病院 移転先は神明公園、京急久里浜近く

政治行政 神奈川新聞  2018年12月21日 10:51

うわまち病院の移転先に決まった神明公園=横須賀市神明町
うわまち病院の移転先に決まった神明公園=横須賀市神明町

 横須賀市の上地克明市長は21日の会見で、老朽化する市立うわまち病院(同市上町)の移転先を、京急線京急久里浜駅に近い神明公園(同市神明町)に決定した、と発表した。市長は「駅から近く、救急搬送時間も大幅に短縮できる」と理由を説明。2025年夏の開院を目指すとした。

 神明公園は京急久里浜駅から徒歩8分ほどの距離に位置。総面積は約2万5千平方メートルで、公園とグラウンドで構成される。

 市は、基幹病院のない「空白地域」を解消するため、▽同線堀ノ内駅以南▽駅から2キロ以内▽広さが1万平方メートル以上あること-などを移転先の条件に設定。(1)神明公園(2)大津公園(同市大津町)(3)馬堀海岸公園(同市馬堀海岸)(4)根岸交通公園(同市根岸町)-の市有地4地点に絞った。

 その上で、移転した場合の救急搬送時間を、現在の実績と4地点とを比較。神明公園にした場合、搬送時間の短縮するエリアが、4地点の中で最多だったという。

 市長は「搬送時間に格差があるのは不公平。これが最大の理由」と説明。病床数は今後の高齢化の進展を踏まえ、現在より33床多い450床になる見通し。28の診療科は維持する。市は2019年度中に基本計画を策定する予定。

 うわまち病院の跡地利用については、市長は「これから検討したい。市民らに喜んでもらえるような、夢のあるものをつくりたい」と述べた。

 うわまち病院は築50年以上と老朽化が進む。病院への進入路の幅が狭く、都市計画法上の開発行為が行えないことに加え、周囲に高い壁がある現在地の一部が県から「土砂災害特別警戒区域」(レッドゾーン)に指定される見込みから、市は8月、移転して建て替える方針を示していた。


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