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12月23日
市民第九コンサート30周年 ミューザ川崎で記念演奏会

話題 神奈川新聞  2018年12月19日 02:11

30回記念の「かわさき市民第九コンサート」に向け練習する市民ら=14日、川崎市麻生区の麻生市民館
30回記念の「かわさき市民第九コンサート」に向け練習する市民ら=14日、川崎市麻生区の麻生市民館

 歳末に公募の川崎市民約300人が大合唱する「かわさき市民第九コンサート」が30周年を迎え、23日に記念の演奏会をミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で開く。平成と共に歩み発展してきたコンサートに、主催者は「これだけの規模で30年間続いてきた第九演奏会は全国でも珍しい」と強調。平成最後の“歓喜の歌”に向け、「今後も50年、100年と続け、『音楽のまち』の象徴にしたい」と意気込む。

 第九はいわずと知れたベートーベン作曲の交響曲第9番「合唱」。今でこそ年末の風物詩にもなっているが、日本では第1次世界大戦中の1918年に徳島県の捕虜収容所でドイツ兵が全曲演奏したのが初演とされ、今年はちょうど100年に当たる。

 川崎でのコンサートは、市合唱連盟や市内の四つの市民オーケストラ(川崎市民交響楽団、宮前フィルハーモニー交響楽団、麻生フィルハーモニー管弦楽団、高津市民オーケストラ)などでつくる実行委員会と市の主催。89年12月に産業文化会館(現・教育文化会館)で214人の合唱団で開かれたのが始まりだ。95年には等々力緑地の競技場に特設ステージを設けて千人規模で合唱したこともあり、2004年のミューザ完成後は同ホール年末の公演として定着してきた。

 今年は約380人が出演を希望したが、「ステージの収容能力が限られ、断腸の思いで80人を断った」と同実行委。小学1年生から84歳までのメンバーが8月から毎週金曜日の夜、市民館のホールなどに集まって計20回の練習に励んできた。あまりの人数に、練習会場のステージでは全員が壇上に上がれず、客席に立って歌声を響かせた。

 演奏は4市民オーケストラからの選抜メンバーが担当し、東京交響楽団の桂冠(けいかん)指揮者の秋山和慶さんがタクトを振る。ソリストも藤原歌劇団総監督の折江忠通さん(バリトン)ら昭和音大の教授や講師の4人と、豪華な顔触れが集結する。

 初めての参加となる市内団体職員の中野雅之さん(58)は「仕事が終わってからの練習は大変だけど、気持ちよく楽しい。今年は災害が多かった年だが、嫌な雰囲気を吹き飛ばせるように歌いたい」と練習にも熱がこもる。

 田中実実行委員長は「既に前売り券は完売しているが、当日券を販売する。ホールを満席にしたい」と話している。

 午後2時開演。ワーグナー作曲の歌劇「『タンホイザー』より大行進曲」も演奏。チケットは全席指定で千~2千円。問い合わせは、同実行委員会の鈴木武夫さん電話090(2751)8477。


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