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体験観光「農泊」学ぶ 松田町寄地区の可能性

話題 神奈川新聞  2018年12月19日 01:37

若林さん(左後方)から体験観光を立ち上げるノウハウなどを学んだ農泊勉強会=寄自然休養村管理センター
若林さん(左後方)から体験観光を立ち上げるノウハウなどを学んだ農泊勉強会=寄自然休養村管理センター

 農山村での暮らしを体験宿泊する「農泊」についての勉強会が17日夜、松田町寄(やどりき)の寄自然休養村管理センターで開かれた。町や町観光協会、寄地区振興協議会などでつくるYHV(やどりきヒーリングヴィレッジ)推進協議会の主催で、地元住民ら約40人が地域資源を生かした体験観光について考えた。

 大井町相和地区で体験観光プログラムを進める「相和もりあげ協議会」のアドバイザーで、NPO法人自然体験学校理事長の若林伸一さんが講師を務めた。

 若林さんは、20年前は「見る」「食べる」「遊ぶ」「買う」が観光の主流だったが、今は「体験する」「交流する」「学ぶ」に変わってきていると指摘。これらを生かした「観光まちづくり」には地域住民を主体に、地域みんなで関わる観光が必要と説いた。

 北海道や沖縄、大井町で行ってきた地元資源を活用した体験観光事業を経験談を交えて説明。「都会に近い田舎で、富士山も見え、多くのミカンの木が残っている」と、体験観光地としての寄の可能性を挙げた。

 地元住民からは「大井ではどうやって住民が集まったのか」「地元資源を再認識する方法は」などの質問が出て、若林さんやYHV推進協議会メンバーが丁寧に答えていた。

 勉強会後、若林さんは「寄でやりやすいのは、住民に大井の知人が多いこと。聞けばいろいろ教えてもらえるはず」と話し、相和もりあげ協議会が将来的に修学旅行の誘致を目指しているのを念頭に、「相和だけでは生徒を収容できない。近隣3、4町でやるのがいい」と、寄に期待していた。


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