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【逗子市長選】トップ交代(下) 不利な条件をはねのけ完勝

選挙 神奈川新聞  2018年12月18日 17:00

対話集会で市民と語り合う桐ケ谷氏(中央奥)=11月30日、逗子市山の根
対話集会で市民と語り合う桐ケ谷氏(中央奥)=11月30日、逗子市山の根

 選挙への出馬が初めての69歳の新人と、連続3選を果たしている52歳の現職。「若さ、知名度、経験を持つ現職は強い」。逗子市長選に初当選した桐ケ谷覚氏(69)の陣営は、接戦と予想していた。

 だが、ふたを開けば、完勝。不利な条件を全てはねのけた。その要因は争点の明確化、組織の広がり、市民との対話だった。

 ■
 
 「無投票なら、僕が出るよ」

 9月初め。桐ケ谷氏が関係者に告げた。対抗馬が擁立されず、無投票がささやかれ始めた頃だった。

 春から、複数の関係者に出馬を打診されていた。だが当初、工務店経営を優先したいと固辞していた。

 翻意の裏側には、市が陥った財政難への強い危機感があった。「財政危機が起きた今、選択肢がなくては、逗子の未来のためにならない」。告示前の公開討論会で力を込めた。

 「市民に負担を強いたままで、財政危機を脱したとはいえない」。演説の大半を財政に割き、「健全化に道筋は付いた」と主張する現職を批判し続けた。唐突に事業を廃止・縮小された市民に、事業復活を訴える新人候補の言葉が響いた。40代の男性は「企業誘致で財政を何か変えてくれそう」と一票を投じた。

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