1. ホーム
  2. 社会
  3. 横浜アパート殺人、懲役14年 地裁判決「身勝手な動機」

横浜アパート殺人、懲役14年 地裁判決「身勝手な動機」

社会 神奈川新聞  2018年12月18日 13:19

横浜地裁
横浜地裁

 横浜市中区のアパート敷地内で1月、住人の男性=当時(63)=が刺殺された事件で、男性の元妻の弟で、殺人と銃刀法違反の罪に問われた清掃業の男(36)の裁判員裁判の判決公判が18日、横浜地裁であった。田村政喜裁判長は「トラブルを話し合いで解決することなく暴力に訴えたのであり、身勝手な動機は強い非難に値する」として、懲役14年(求刑懲役18年)を言い渡した。

 公判で弁護側は、男性が殴りかかってきたためやむを得ず応戦したと主張。被告の殺意の有無や正当防衛の成否が争点となった。

 田村裁判長は判決理由で、男性が負った傷跡から被告が少なくとも3回にわたり力を込めてナイフを突き刺したことが確認できると指摘。「人が死ぬ危険性が高い行為と分かって行ったことは明らかだ」と述べ、殺意を認定した。

 男性から殴り掛かってきたとした点も、被告の供述の信用性を認めず、正当防衛の成立を否定した。

 判決などによると、被告は1月4日夜、同区のアパートで、住人の寺川修自さんの左腹部などをナイフで突き刺すなどして殺害した、としている。


シェアする