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院内がクリスマス色に 横浜市立大付属病院

話題 神奈川新聞  2018年12月18日 02:23

「こころまちツリー」への「おりてがみブーツ」の飾り付けを呼び掛けるコミュニケーション・デザイン・センター助教の西井正造さん(左)と研究補助員の小高明日香さん(右)=横浜市立大学付属病院
「こころまちツリー」への「おりてがみブーツ」の飾り付けを呼び掛けるコミュニケーション・デザイン・センター助教の西井正造さん(左)と研究補助員の小高明日香さん(右)=横浜市立大学付属病院

 病院での時間を豊かに過ごしてもらうクリスマスイベントが、横浜市立大学付属病院(同市金沢区)で開かれている。多くの人が楽しみにするクリスマスを病院でも楽しんでほしいとの思いを込めて「こころまちプロジェクト」と銘打ち、同大コミュニケーション・デザイン・センターと若手クリエーターが院内の一部をクリスマスにちなんだ物語のワンシーンのようにデザイン。「みんなが元気に過ごせますように」。患者とその家族の願いが込められたクリスマスツリーが院内を明るく彩る。26日まで。

 アートやデザインなどの力で健康保持のための行動につなげる「広告医学」を2011年から提唱し、研究を続けてきた同大教授で医師の武部貴則さん。長くなりがちな病院の待ち時間を「前向きな時間にして元気づけたい」との思いから、デザイナー育成専門学校「東京デザインプレックス研究所」(東京都渋谷区)の学生の協力を得て、昨年初めて同イベントを開催。「病院が明るくなった」「またやってほしい」などの声が多く寄せられたため、今年も開催する運びとなった。

 「サンタさんが大雪でクリスマスに遅れてしまいそう。みんなで準備を手伝って」というストーリーで、五つの企画が展開されている。メーンは、患者やその家族の願い事を書いた「おりてがみブーツ」を飾り付けることができる「こころまちツリー」。「楽しいクリスマスを迎えられますように」や「早く元気になってお家に帰れますように」などのメッセージが並ぶ。

 このほか、リースの形をした視力検査や、待合スペースの椅子の背に自然がテーマの写真を展示した「こころまちぇあ」など、幅広い年代が楽しめるよう趣向を凝らしている。同センターの助教・西井正造さんは「願い事を書いて、みんなでツリーを完成させたい。多くの人に楽しんでもらえれば」と話している。


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