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刻む2018〈3〉全容解明に「限界」 旧大口病院点滴殺人

社会 神奈川新聞  2018年12月18日 00:19

入院患者の中毒死が発覚し、県警が事件を公表した当日の大口病院(現・横浜はじめ病院)=2016年9月、横浜市神奈川区大口通
入院患者の中毒死が発覚し、県警が事件を公表した当日の大口病院(現・横浜はじめ病院)=2016年9月、横浜市神奈川区大口通

 澄み切った青空とは対照的な空気が、殺風景な取調室を覆っていた。観測史上、最も早く関東地方の梅雨が明けた6月29日。神奈川署特別捜査本部は、ある人物を任意で県警本部に呼び出していた。

 元看護師の女性の被告(31)。2016年9月に横浜市神奈川区の旧大口病院(現・横浜はじめ病院)で起きた殺人事件の重要参考人だった。

 特捜本部は、膠着(こうちゃく)状態を打破するには自供を得るしかないとの結論に至っていた。しかし、積み重ねた証拠を否定され、あるいは供述を拒まれたら、捜査は暗礁に乗り上げかねない。命運を左右する任意聴取だった。

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