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【逗子市長選】トップ交代(上) 「堅実」と「財政危機」のギャップ埋めれず

選挙 神奈川新聞  2018年12月17日 17:00

落選が決まり、集まった支持者らに敗戦の弁を述べる平井氏(右から2人目)=16日午後10時ごろ、逗子市逗子の事務所
落選が決まり、集まった支持者らに敗戦の弁を述べる平井氏(右から2人目)=16日午後10時ごろ、逗子市逗子の事務所

 「負けた…?」「うそでしょ…?」

 16日午後10時前。集まった20人弱の支持者から声が漏れた後、逗子市逗子の事務所は静寂に包まれた。

 4選を目指した現職の平井竜一氏(52)は淡々と、ただ伏し目がちに敗戦の弁を述べた。

 「財政危機を招いたことが最大の敗因。市民の皆さんから、厳しい評価をされた」

 2006年の同市長選で、無所属新人で元市議同士の一騎打ちを4454票の大差で制した。あれから3期12年。平井市政は「堅実」「着実」とも評価されてきた。

 砂浜での飲酒やタトゥー露出などを禁止した条例を14年3月に施行。同年11月に一部共同使用が始まった米軍池子住宅地区内に「池子の森自然公園」を整備し、障害のある子どもの支援や相談を担う専門施設「療育教育総合センター」も16年12月に設けた。

 40代の男性は、期日前投票で現職に一票を投じた。「逗子の海は以前より、家族連れが増え、明るくなった。『ファミリービーチ』を実現してくれた」

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 だがその裏側で、市財政は少しずつ、きしみ始めていた。

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