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働き方や日常マナーを指南 綾瀬でベトナム人従業員に講演

政治行政 神奈川新聞  2018年12月17日 17:00

若手のベトナム人従業員に日本のものづくりのポイントなどを伝えるイサ・ゴジャレイさん(左)=綾瀬市役所
若手のベトナム人従業員に日本のものづくりのポイントなどを伝えるイサ・ゴジャレイさん(左)=綾瀬市役所

 綾瀬市は14日、市役所で、市内企業のベトナム人従業員を対象に日本のものづくりや暮らしのマナーを解説する「ダイバーシティものづくり講演会」を開いた。講師は市内企業で働く来日25年のベトナム人従業員イサ・ゴジャレイさん(45)。約20人のベトナム人の若者らに日本企業で就労する際の心構えなどを説明した。

 市工業振興企業誘致課によると、市内の外国人登録者数は10月1日現在で3594人。国別ではベトナム人が773人と最も多い。市内には県内で3政令市に次ぐ事業所数があり、中小のものづくり企業が集積している。外国人の多くがこれらの企業で貴重な人材となっていることから講演会を初めて開いた。

 ゴジャレイさんは「外国人労働者と日本のものづくり」をテーマにベトナム語で講演。日本での就労に関連して、「日本では(ミスをしたら)ミスを認め、改善する意識を持つことが大切。わからないことは必ず確認すること」など、製造業の現場に立つ際に大切なポイントを説明した。日常生活に関しては、ごみの出し方のマナーなどを伝えた。

 ゴジャレイさんはまた、「ものをつくる際、ベトナム人は千個に1個くらいのミスがあっても仕方がない、と考える人が多いが、日本では100%完璧にしないといけない」と日本企業の方法とベトナム人の意識のギャップを説明。その上で「例えば私がテレビを買おうとしたとき、(少しのミスがあって)テレビが壊れるようなら、やはり買いたくない。給料をもらうのだから、私は日本人の考え方と同じで100%完璧にしないといけないと考えている」と、体験を踏まえて話した。

 今夏から同市上土棚中の金属加工業アースファクトリーで働く女性従業員のゴートゥー・フェンさん(23)は「仕事は会社の日本人が手伝ってくれるので困ることはない」と笑顔を見せながら話していた。


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