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遊び場閉鎖しないで 駐車場整備計画に反発 縮小も議論は平行線か 相模原市

政治行政 神奈川新聞  2018年12月17日 02:26

駐車場整備が計画されている市立清新小学校の冒険の森=相模原市中央区
駐車場整備が計画されている市立清新小学校の冒険の森=相模原市中央区

 相模原市立清新小学校(同市中央区)敷地内に駐車場を整備する市の計画を巡り、保護者や地元住民が反発している問題で、市教育委員会は計画の変更案を公表した。反対の声が根強いことを踏まえ、当初の計画から駐車場の面積を4割ほど縮小、駐車台数も10台から5台に少なくした。22日に説明会を開くが、保護者らは計画そのものの撤回を求めており、議論は平行線をたどる可能性がある。

 計画は、同校校庭の一角にあり長年親しまれている児童の遊び場「冒険の森」の一部を閉鎖し、近くの清新公民館の駐車場を整備するもの。8月に着工する予定だったが、地元の反発を受けて市教委は工事を保留し、駐車場の整備場所を冒険の森や、それ以外も含めて再検討していた。

 変更案によると、当初計画で440平方メートルだった駐車場の広さは、265平方メートルに縮小。冒険の森にある樹木の伐採本数を14本から3本に減らす一方で、3台分の駐車場を校庭東側の一角に増設するとした。

 また冒険の森での計画を撤回できない理由として、▽近隣の公民館の駐車場利用率が平日94%と高い▽清新公民館を利用する13団体へのアンケートで来館に車を使う人が多い-ことを挙げた。民間駐車場の専用利用も検討したが、店舗の営業時間と公民館の開館時間が異なることから不適切と判断したという。

 公民館敷地内にある14台分と合わせて、計22台の駐車場を確保したい考え。

 市教委は22日午後2時から同校体育館で説明会を開催。参加者の意見を参考に来年3月末までに計画を策定する。

 冒険の森は、224本の樹木が植えられ、コンクリート製の滑り台などの遊具が設置されている。計画を巡っては、保護者や地元住民が「貴重な子どもの遊び場を減らさないでほしい」と反発、今年9月には同校の卒業生らが冒険の森を駐車場用地にしないよう要望書を出している。


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