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24日、川崎で見学会
古代ロマン感じて 影向寺遺跡

カルチャー 神奈川新聞  2017年06月22日 12:18

平安時代の住居跡から見つかった古代影向寺の瓦を用いて構築されたかまど(川崎市教委提供)
平安時代の住居跡から見つかった古代影向寺の瓦を用いて構築されたかまど(川崎市教委提供)

 川崎市内初の国指定史跡「橘樹(たちばな)官衙(かんが)遺跡群」(高津・宮前区)の発掘を進めている市教育委員会は24日、その一部である影向寺(ようごうじ)遺跡(宮前区野川)で発見した古代寺院の新たな遺構の見学会を開く。「7世紀後半から8世紀の古代寺院の規模を知ることができる遺構とみられる。調査後は埋め戻すので、多くの人に生の歴史に触れてほしい」(文化財課)と話している。

 影向寺遺跡の発掘調査は1975年から行われ、従来、奈良時代の740年といわれていた創建は、680年ごろまでさかのぼることが分かっている。今回の第20次調査(12~28日)では、ほぼ15年ぶりに影向寺境内内で発掘を実施。南西側から古代寺院の塀の跡とみられる遺構が発見され、寺院の規模を推定できるという。また、平安時代に寺院修理などに従事した作業者の住居や作業場である可能性がある遺構も見つかった。

 見学会は午前10時と同11時の2回。参加自由。影向寺駐車場に集合。雨天の場合は25日に順延(小雨決行)。武蔵小杉駅から鷲沼行きバスで「影向寺」下車徒歩5分。問い合わせは、同課電話044(200)0403。


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