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宮崎、戸柱が台頭 「左腕攻略」上位への鍵 ベイ交流戦振り返る

ベイスターズ 神奈川新聞  2017年06月21日 02:00

浜口
浜口

 過去12年で9度負け越した鬼門の交流戦を、9勝9敗でしのいだ横浜DeNAベイスターズ。セ・リーグ順位も3位をキープしたまま、23日のヤクルト戦(神宮)からリーグ戦が再開する。ゲーム差9の首位広島、同6の2位阪神との距離を縮めるには、交流戦後半でつながり始めた打線の爆発力が欠かせない。

浜口の健闘


「交流戦にMVPがあるなら浜口だね。素晴らしい投球を続けてくれた」。ラミレス監督は新人左腕の貢献をたたえた。

 交流戦では12球団トップタイの3勝を無敗で飾り、防御率0・93は0・82のマイコラス(巨人)に迫る堂々の同2位。積極的に振ってくるパ・リーグの強打者に対し、150キロ超の直球とチェンジアップで大胆に攻めるスタイルが有効だった。

 交流戦開幕の日本ハム戦で7回無失点で1カ月ぶりに勝ち、5月にKOが続いて失いかけていた自信を、再び取り戻した。浜口は「特別変えたことはないけど、札幌で勝てたことで自信が付いた。これからも打てるもんなら打ってみろという気持ちで投げ続けたい」と意気込む。

3、5、6番


宮崎
宮崎

 12チーム中4位の82得点を挙げた打線の力も大きかった。筒香の調子が上がらない中で、前後を打つ3、5、6番の3人が頼もしかった。

 「今年は調子の波がない。いい状態をキープできている」という3番ロペスは交流戦で打率3割4分7厘、6本塁打、14打点。5番宮崎も3割3分3厘、4本塁打、チームトップの15打点をマークし、今季の打率3割4分2厘でリーグ首位打者にも躍り出た。

 さらに、才能を開花させたのが戸柱だ。得点圏打率3割6分5厘の勝負強さで6番に定着。力勝負を挑んでくるパの投手陣を打ち崩し、オリックス戦では2試合連続の決勝アーチを放った。


戸柱
戸柱

主砲の復活



 理想の打線に近づきつつあるものの、広島、阪神に追い付くためには主砲の復活が欠かせない。

 交流戦では打率2割6分3厘、2本塁打、9打点と物足りない成績だった。去年までは何度も見た先制打や同点、勝ち越し、逆転打といった主砲らしい働きがほとんどなかったことが寂しい。

 ラミレス監督は、再開するリーグ戦のポイントを「対左打者との対戦」とした上で、こう強調する。「セはパより先発左腕が多い。ポイントは筒香。彼は元々、左投手に強いけど、打撃の状態はご覧の通り。もっと打てるはずだ」

 広島のジョンソンを始め、阪神の能見や岩貞、巨人の田口といったサウスポーから、白星を稼いでいくことが大事だ。

 筒香は昨年7月は打率4割2分9厘、16本塁打、31打点で月間MVPに輝いただけに、今夏も期待したい。「どの試合もやるべきことは変わらない」と筒香。好調の3、5、6番に4番というピースがはまれば、上位への道は切り開ける。


筒香(左)とタッチする戸柱
筒香(左)とタッチする戸柱

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