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権限ない部下が決裁代行 ID漏らし指示、鎌倉市

政治行政 神奈川新聞  2017年06月20日 02:00

 鎌倉市は19日、会計管理者である会計課の男性課長(58)が部下に財務会計システムのIDとパスワードを教え、光熱水費などの支払いのための決裁を代行させていたと明らかにした。男性が会計課長になる以前の2014年度ごろから、年間約3600件が同様に処理されていたとみられる。

 市によると、代わりに決裁させていたのは金額が確定している電気、ガス、水道代と電信料。内部の規定により、会計課長が納付書と各課が起案する支出命令書の金額をチェックした上で決裁をしなければならないが、決裁権のない同課の職員数人にパスワードを教えていた。問題発覚を受けてパスワードを変更した。

 市議会本会議で小礒一彦副市長は「一連の不祥事を反省し、コンプライアンス(法令順守)の推進に努めてきたが、不適切な処理が繰り返され遺憾」と述べ、外部の弁護士らで構成する検証専門員が調査し、不適切な事務処理に関する調査委員会で原因究明と再発防止策を検討していくとした。


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