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能狂言鑑賞教室で小学生1200人が伝統芸能に触れる/川崎

社会 神奈川新聞  2010年12月02日 20:16

演技指導を受ける児童と教諭=川崎区の市教育文化会館
演技指導を受ける児童と教諭=川崎区の市教育文化会館

日本の伝統芸能に触れてもらおうと、小学生を対象にした「能狂言鑑賞教室」が2日、川崎市川崎区の市教育文化会館で開かれた。参加した区内の小学生と教諭約1200人は、650年の歴史を誇る芸能の世界に引き込まれていた。

ユネスコ世界無形文化遺産でもある能楽。教室は、鎌倉能舞台を主宰する能楽師の中森貫太さんが、能や狂言の歴史や専門用語などについて紹介。子どもたちは基礎知識を学んだ後、名作の一つである狂言「柿山伏」と能「土蜘蛛(ぐも)」の上演を楽しんだ。

独特の言語や音楽が響く舞台に、当初は戸惑い気味の子どもたちだったが、物語が進行するにつれてすっかり魅せられた様子。蜘蛛の精と軍勢が死闘を繰り広げる能の一場面では、その迫力に息をのんでいた。

上演後には「能の種類はどれくらいあるの?」「舞台の背景はなぜ松なんですか?」などと次々と質問が上がり、中森さんは「これを機会に、歌舞伎など日本の古典に興味を持ってもらいたい」とうれしそうに話した。

教室は、川崎区役所が市民団体「東海道川崎宿2023」と協力し、2005年から毎年開催している。

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