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明日への不安歌に乗せ、寿地区・ホームレス支援のチャリティーライブ開催へ/横浜

社会 神奈川新聞  2010年12月02日 13:23

昨年12月に行われたチャリティーライブの様子=横浜市中区
昨年12月に行われたチャリティーライブの様子=横浜市中区

横浜・寿地区で年末年始を過ごすホームレスを支援するためのチャリティーライブが、横浜市西区のライブハウス「サムズアップ」(ムービル3階)で3日夜に開かれる。自らも契約打ち切りの不安を抱える派遣労働者が、「人ごとではない」と企画。経済の浮沈に翻弄(ほんろう)される人たちを忘れないで―と、歌声に乗せて呼び掛ける。

ライブは2回目。初回の昨年はカンパも含め約3万7千円を集め、ホームレスの「越冬」に充てた。行政が休業している間、寒さや飢えから守ろうと食事や居場所を提供する活動のことで、今期は12月29日から来年1月4日まで寿公園(同市中区)で行われる。毎年400人ほどの利用者が集まり、費用は100万円ほど必要だという。

企画者の小野幸広さん(44)は、IT企業に勤める派遣社員だ。「契約は1カ月単位で、いつ切られるか…。ホームレスの人たちは明日の自分かもしれないんです」

同僚が職場を去り、越冬のボランティア活動を共にする学生は今も就職先が決まらない―と、厳しさを身近に感じている。

「『派遣切り』は一段落したように見えるが、雇用不安は依然としてある。50代で家を失う人もおり、社会復帰のための支援が欠かせない」と小野さんは話す。

寒風が吹き募る中、共感の音色はどこまで届くか。

ライブは午後7時から。民謡を現代風にアレンジしたアコーディオンバンド「遠峰あこと爛漫社中」など3組が出演する。事前予約2500円、当日3千円(飲食代は別)。

問い合わせは、横浜寿町音楽班電話045(641)5599。

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