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横浜沖バラバラ強殺16日判決へ、裁判員が「死刑か否か」判断/横浜地裁

社会 神奈川新聞  2010年11月15日 23:57

マージャン店経営のトラブルで男性2人を殺害、切断遺体を遺棄したとして、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職池田容之被告(32)の裁判員裁判の判決公判が16日午前10時半から、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれる。自首による刑の減軽を含む量刑が争点。検察側が死刑を求刑し、15日まで計3日間、裁判員6人(男性3人、女性3人)らは非公開の協議で「死刑を選択するかどうか」の議論を続けた。

検察側は論告で「生きたまま首を切断するなど殺害方法は冷酷非情」「2人殺害の結果は重大で、遺族の処罰感情も激しい」と述べ、事件自体の悪質性を強調。最高裁判例が死刑選択が許される基準として示した「永山基準」に照らしても、死刑判決は免れない、としている。

弁護側は、事件の悪質性よりも被告本人の事情を重視すべきだと主張。「自首が事件の全容解明に寄与した。被告は罪に向き合って反省し、公判で態度が劇的に変わった。死刑判決をためらう理由がある」として、死刑回避を求めている。

検察側は「被告を死刑にできないなら、今後、死刑になる人はいるのでしょうか」、弁護側は「被告に人間性があり、生きてほしい。命の取り合いの連鎖を止めたい」とそれぞれ裁判員らに訴えており、判決理由が注目される。

論告によると、被告は昨年6月、近藤剛郎容疑者(26)=強盗殺人容疑などで国際手配中=らと共謀し、マージャン店経営者ら男性2人を千葉県内のホテルで監禁、約1340万円を奪って殺害し、切断遺体を横浜市金沢区沖の東京湾などに遺棄した、としている。

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