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地場産の高級料理でおもてなし、APECで神奈川の「味」力と文化紹介/神奈川

社会 神奈川新聞  2010年11月05日 10:37

ビジネスリーダー交流会で提供される「横浜野菜のカポナータ」。秋野菜を使い、彩りも楽しめる=横浜市中区のレストラン「サブゼロ」
ビジネスリーダー交流会で提供される「横浜野菜のカポナータ」。秋野菜を使い、彩りも楽しめる=横浜市中区のレストラン「サブゼロ」

7日に開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)横浜で、開催地・横浜と神奈川の魅力を世界に発信しようと、地元の料理や文化、展示などが披露される。オバマ米大統領ら各国首脳に県内産の高級牛肉「横濱ビーフ」などを振る舞い、会議場にも横浜市民ら手作りの折り鶴を飾り付けるなど、随所で地元らしさをアピールする。

首脳や閣僚の夕食会では横浜市内のホテル料理人らによる調理チームが会席料理でもてなす。県内農家で育てられた黒毛和牛の横濱ビーフのほか、市内産のクリが使われ、秋の味覚も楽しめるという。

「経験のない人数となるが、横浜の味覚を堪能してもらいたい」と話すのは同市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナル内のレストラン「サブゼロ」の料理長・大井務さん(39)。12日夜に開催されるビジネスリーダー交流会で、各国経済人約千人に自慢の腕を振るう。

メニューは市中央卸売市場が全国の産地から厳選し認定したブランド牛のローストビーフや、野菜約10種をトマトで煮込んだ「横浜野菜のカポナータ」など9品。宗教上の問題や食物アレルギーなどに対応するため、市と試行錯誤の上で考案した。大井さんは「衛生管理を第一に多くの方に食べてもらえれば」と話す。

地元らしさは会場にも。首脳と閣僚の会議会場となるパシフィコ横浜(同市西区)の装飾は和風が基調。飾り付けられる金属、陶器の折り鶴は市民らの手作りだ。文化交流にも力を入れ、首脳夫人に県内の寺で座禅体験や精進料理を楽しんでもらう。

市も開催地とあってPRに必死だ。首脳会議中の13日には、経済首脳が集まる「CEO(最高経営責任者)サミット」関係者を林文子市長が横浜能楽堂(同市西区)に招き、能や狂言などを鑑賞する。APEC開催期間中は、会議関係者を対象にしたエコハウスなどの環境関連技術施設を巡る視察ツアーのほか、バスで観光名所を回る観光プログラムも企画している。

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