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2人殺害「間違いない」起訴内容認める、検察側は死刑求刑の可能性/バラバラ強殺事件・横浜地裁初公判

社会 神奈川新聞  2010年11月02日 00:49

マージャン店経営のトラブルで男性2人を殺害、横浜市金沢区の東京湾に切断遺体を遺棄したとして、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職池田容之被告(32)の裁判員裁判が1日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で始まった。池田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。「自首によって刑を減軽するか」など量刑が争点。検察側は死刑を求刑する可能性がある。

裁判は審理を前後半に分けた区分審理を適用。同被告は覚せい剤密輸事件などで有罪判決を受けており、今回の裁判員が強盗殺人事件などについて審理し、全体の量刑を決める。

検察側は「強盗殺人罪の法定刑は死刑か無期懲役。(密輸など)3事件を考慮した量刑が争点」とした。弁護側は「死刑求刑が想定されるが、一点でも躊躇(ちゅうちょ)する思いがあれば、それを深く考えてほしい」と裁判員に訴えた。

冒頭陳述で検察側は密輸容疑で逮捕後の自首について「いずれ強盗殺人も発覚してしまうというあきらめの気持ちで、誠実な自首ではない」と指摘。2人の殺害状況については、生きたまま首を電動切断機で切った、と残虐さを強調し「遺族の処罰感情も激しい」と述べた。動機については、マージャン店前経営者の近藤剛郎容疑者(26)=強盗殺人容疑などで国際手配中=が持つ覚せい剤密売の利権を手に入れたいためだったとした。

弁護側は「すべてを正直に話し、事件の真相解明につなげた」と主張。近藤容疑者から「殺害についてもすべて指示、了承を受けた」と従属的立場を強調した。

少なくとも被害男性1人の遺族が被害者参加制度を活用。5日、遺族2人が証言するという。

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