1. ホーム
  2. 社会
  3. 「自分と同じ罪で死刑」にショック、不安から警察官に暴行

「自分と同じ罪で死刑」にショック、不安から警察官に暴行

社会 神奈川新聞  2010年10月14日 00:20

新聞で自分と同じ強盗殺人罪で死刑になったと知った―。池田被告は拘置中に警察官に暴行するまでの自らの心境をとつとつと語りだした。

検察側によると、公務執行妨害は、今年2月に拘置中の神奈川県警本部で発生。以前から被告が騒々しいと思っていた別の拘置人に被告が注意した際、制止した警察官の脇腹をけってけがを負わせた、とされる。

同被告は昨年7月に覚せい剤の密輸事件で福島県警に逮捕され拘置中に、新聞で3人の死刑囚に刑が執行され、うち2人が被告と同じ強盗殺人罪だったことを知った。神奈川県警に移送後、「独りで考える時間がほしい」と独居房を希望したが、認められなかったという。

被告人質問で同被告は、「一度は『死んで償う』と答えを出したつもりだったが、刑の減軽を求めて争う弁護団の熱意を受け入れられなかった」「裁判員裁判の先行きへの不安もあり、(警察官への暴行前は)精神的に追い詰められていた」と振り返った。「(この拘置人に対して)注意できない県警にもイライラした。(警察官個人に)恨みはなかった。申し訳ない」と答えた。

【】


シェアする