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地裁で初「区分事件」審理、起訴内容認める、覚せい剤など3件/横浜地裁

社会 神奈川新聞  2010年10月13日 00:04

東京・歌舞伎町のマージャン店経営をめぐるトラブルで男性2人を殺害、薬物密輸にも関与したとして、強盗殺人や覚せい剤取締法違反罪などに問われている住所不定、無職池田容之被告(32)の区分事件3件の裁判員裁判初公判が12日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれ、池田被告はいずれも起訴内容を認め、争点は情状に絞られた。

地裁は裁判員の負担軽減のため事件ごとに二つの裁判員裁判を開く「区分審理」を適用し、今回は覚せい剤輸入の2事件と、拘置中に警察官に暴行、傷害を負わせた公務執行妨害などの1事件の3件を「区分事件」として先行審理。同じ被告で異なる裁判員裁判が開かれるのは県内で初めて。

2人殺害事件後の公務執行妨害事件について、検察側は冒頭陳述で「池田被告は裁判がいつから始まるか、判決はどうなるか不安で、県警本部で拘置中に別の拘置人に八つ当たりし、制止した男性警部には暴行した」と説明。弁護側も冒頭陳述し「起訴から2カ月で精神状態が不安定。(いまは3事件とも)反省している」と訴えた。

密輸事件について検察側は「被告は国際的密輸組織に属し、薬の運び屋を取りまとめる組織の扇の要。2事件で押収された覚せい剤の末端価格は約7億円」と指摘。弁護側は「密輸計画は稚拙で素人集団。国外からの指示に従っただけの被告は従属的立場」と反論した。

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