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エコカー補助金終了で低迷深刻、自動車メーカーが回復へ値引き続々/神奈川

経済 神奈川新聞  2010年10月07日 14:34

10万円を払い戻すキャンペーンを展開中の自動車販売店=神奈川日産西横浜店
10万円を払い戻すキャンペーンを展開中の自動車販売店=神奈川日産西横浜店

自動車メーカーが、エコカー補助金終了を受けた需要停滞を食い止めようと、実質的な値引き販売を繰り広げている。9月の受注は予想を超える落ち込みで、販売店によっては半減しているという。メーカーの後押しに加え販社独自のキャンペーンを展開するケースも出ている。

「想像を超える落ち込みだった」。神奈川日産西横浜店の大山隆店長はそう話す。補助金の申請に間に合う車種がなくなった8月以降、来店客は一気に3~4割減ったという。

9月の県内の新車登録台数は、1年ぶりに減少に転じた。集計している神奈川トヨタによると、特に補助金対象で販売が好調だった車種は軒並み3~4割減った。

政府のエコカー補助金は、予定の9月末を待たずに底を突いた。大山店長によると、販売現場では購入を検討している途中で宙に浮いた形になった商談も少なくないという。メーカーも販社も、こうした需要層をすくい取ろうと知恵を絞る。

日産自動車はメーカー主導で、小型の「ノート」「キューブ」「ティーダ」の3車種について10万円をキャッシュバックするキャンペーンを展開。大山店長は「正直、心強い。メーカーの後押しを受けて販社が頑張っていけば、需要低迷は長期化しないはずだ」と期待を込める。

トヨタ自動車も「エスティマ」「ノア」などミニバン7車種を対象に3万円を払い戻すキャンペーンを始めているが、神奈川トヨタはさらに、オプションの総額から5万円割り引くクーポン券を上乗せしている。「販社独自の持ち出しのため厳しいが、潜在的だった消費者が補助金制度によって顕在化している今がチャンス」(神奈川トヨタ広報室)と意気込む。

ホンダもメーカー主導で、「フリード」や「ステップワゴン」などのミニバンを対象に自動車ローンの金利を引き下げる方向で検討している。

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