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絵はがきで振り返る三浦半島、「三浦半島の原風景」筆者の久保木実さんが記念講演会/横須賀

社会 神奈川新聞  2010年09月25日 20:20

神奈川新聞よこすか版で好評連載中の「三浦半島の原風景」の筆者・久保木実さん(62)による講演会が25日、横須賀市日の出町のヴェルクよこすかで行われた。久保木さんが所蔵する明治、大正時代の絵はがきを大型スクリーンに写しながら、三浦半島の移り変わりや絵はがきにまつわるおもしろ話を紹介。来場した約60人も興味深く見入っていた。

神奈川新聞創業120周年と神奈川新聞横須賀支社開設10周年を記念した講演会。元横須賀市立根岸小学校校長の久保木さんは5千枚を超す絵はがきコレクターだ。

明治時代から要塞(ようさい)都市だった横須賀では、軍関連の施設がある猿島や観音崎などは撮影が許されず、絵はがきもほとんどなかった。一方、観光地だった三崎や逗子、葉山は観光みやげ用の絵はがきが数多く出ていたという。

「統合前の南下浦や秋谷といった小さな村は観光を盛んにしようと絵はがきを出版していた」と久保木さん。三浦半島の地域振興にも貢献した絵はがきの一端を紹介していた。

絵はがきの中には、関東大震災によって壊滅した市心部の街並みや、軍事上の理由で地形が分からないように山を消したものも。久保木さんは「これからも地域がどう変わってきたかを絵はがきでたどりながら、街並みを大切にするお手伝いをしたい」と締めくくった。

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