1. ホーム
  2. 社会
  3. 大磯駅前の洋館を町が入手、最古のツーバイフォー工法か/神奈川

大磯駅前の洋館を町が入手、最古のツーバイフォー工法か/神奈川

社会 神奈川新聞  2010年08月26日 23:23

大磯駅前に構える歴史的建造物の洋館。現在はイタリアンレストラン=大磯町大磯
大磯駅前に構える歴史的建造物の洋館。現在はイタリアンレストラン=大磯町大磯

大磯町は26日、明治後期ごろに築かれたJR大磯駅前に建つ洋館を入手した、と発表した。町土地開発公社が1億5千万円で土地約1200平方メートルを購入し、建物2棟は所有者から寄付を受けた。洋館の歴史的価値を認める町は2005年にも買い取りに動いたが金銭面で折り合わず不調。2度目の挑戦が実った。今後は町民の意向なども踏まえ、年内にも保存活用の方法を決めていく方針。

洋館は正確な築年数は判明していないが、明治後期に貿易商・木下建平氏が所有。その後、機械商として成功した山口勝蔵氏が別荘として活用したという。白亜の風格あるたたずまいは「町のシンボル」ともたたえられている。

自由な設計が可能となるツーバイフォー工法を用いた建物では現存する最古とみられ、歴史的価値も高いという。所有していた横浜の不動産業者が洋館を貸して、07年初めからイタリアンレストランとして営業が始まった。一方で、不況の影響で不動産業者の経営が行き詰まり、洋館は金融機関の監理下に置かれた。

町は昨年末ごろから債権者の金融機関と購入の交渉を続け、6月25日に土地購入などの契約を結んだ。12月まではレストランとして使用される。建物明け渡しの補償金などとして町は町議会9月定会に補正予算として約2100万円を計上する。

【】


シェアする