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横浜能楽堂で小中学生、狂言の舞台に挑戦/横浜

神奈川新聞  2010年08月12日 22:27

狂言師の指導を受けながら「柿山伏」の一場面を演じる子どもたち=横浜市西区紅葉ケ丘の横浜能楽堂
狂言師の指導を受けながら「柿山伏」の一場面を演じる子どもたち=横浜市西区紅葉ケ丘の横浜能楽堂

子ども向けの狂言体験が10日から12日まで、横浜市西区紅葉ケ丘の横浜能楽堂で行われ、県内外の小中学生24人が参加した。12日は集大成として狂言の舞台に挑み、3日間の成果を精いっぱい披露した。

体験は1996年の同能楽堂開館以来、夏休みを利用して毎年開催されている。

講師は狂言方大蔵流の狂言師山本則俊さん(68)ら。10、11日は足の運び方や扇の使い方などの基礎を学び、12日は白足袋を履き、扇を手に「柿山伏」という演目の一場面に挑戦した。

演じたのは、柿を盗んだところを家主に見つかった山伏が木陰に隠れてカラスやサルなどをまね、やり過ごそうとするシーン。子どもたちは2人ずつ舞台に上がり、山本さんが述べるせりふを一節ずつ復唱する「口移し」という方法で演じた。古語や独特のこっけいな言い回しにはにかみながらも、大きな声で元気よく演じ切った。

同市中区在住の小学2年永井宗冴さん(7)は「すり足や扇子の使い方が難しかったけど、とても楽しかった」と笑顔を見せていた。

山本さんは「狂言は人間の愚かさを表す日常のささいな出来事を笑いで包んで演じるもの。こうした体験を通じ、親しみやすいものだと知ってほしい」と話した。

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