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小児用切符の不正利用は犯罪です 神奈川県警が摘発強化

社会 神奈川新聞  2010年08月09日 22:15

麻生署が巡回を強化した小田急線新百合ケ丘駅=川崎市麻生区
麻生署が巡回を強化した小田急線新百合ケ丘駅=川崎市麻生区

 中学生以上が小児用の切符で電車に乗る手口などの不正利用に対し、神奈川県警が取り締まりを強化している。麻生署は、6月1日~8月1日の間に30人を摘発。「摘発を通じ警鐘を鳴らしたい」と話している。

 県警は、軽微とされながらも大きな犯罪への入り口となり得る「ゲートウェイ犯罪」を取り締まることで、社会の規範意識を保とうと、不正乗車を目的にした鉄道施設への立ち入りを軽犯罪法違反として摘発を推進。今秋横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への対応を兼ねて警戒を行った。

 麻生署は、管内にある小田急線新百合ケ丘駅で警察官の巡回を強化したところ、6月1日~8月1日の2カ月間で、同容疑の30人を摘発。いずれも書類送検されたか、近日中に同様の処置が取られる。小児用切符や回数券を用いた不正のほか、切符を買わずに改札を突破してしまう手口もあった。内訳は中学生10人、高校生が19人で、22歳のアルバイトも。いずれも「お金を節約したかった」などと供述している。県内では、高齢者や外国人が摘発された例もあるという。

 同署は「たとえ軽い気持ちであっても犯罪は犯罪。不正なことだと認識してもらうことで、手を染めないよう警鐘を鳴らしたい」としている。


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