1. ホーム
  2. 時代の正体
  3. 元自衛官が平和団体設立 「戦争のリスク伝えたい」

元自衛官が平和団体設立 「戦争のリスク伝えたい」

時代の正体 神奈川新聞  2017年06月02日 02:00

設立の趣旨を説明する元自衛官の井筒高雄代表(中央)
設立の趣旨を説明する元自衛官の井筒高雄代表(中央)

【時代の正体取材班=田崎 基】元自衛官らが、戦争のない社会を目指す団体「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」(VFPJ)を1日に設立し、東京都内で会見した。代表に就いた元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんは「2015年9月の安全保障関連法制成立以降、現職の自衛官には強くかん口令が敷かれ口を閉ざしている。OBである僕らがまず前に出て情報を発信し、戦争のリスクやコストを政治家や市民に伝えたい」と話した。


首相改憲提案に疑念も


 米国の退役軍人で構成する国際平和団体「ベテランズ・フォー・ピース」(VFP)の連携団体として活動する。井筒さんを含め元自衛隊員8人がメンバーとなっているほか、約30人の市民がサポートメンバーとなっている。ことし8月には米シカゴで開催されるVFPの会議に井筒さんらが出席し、日本の現状などを報告するという。VFPは世界に約140の支部を持ち約8千人の米退役軍人が会員となっている。

 井筒さんは、1991年に精鋭とされるレンジャー隊員となり、92年の国連平和維持活動(PKO)法成立をきっかけに93年に依願退職した。この日の会見では「安保法制によって自衛隊の海外任務は拡大した。だがその本当の危険性を政治家が全く語らない」と問題点を指摘した。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら


シェアする

編集部のおすすめ

アクセスランキング