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花器や掛け軸ずらり 細川護熙さん、都内で企画展

話題 神奈川新聞  2017年06月01日 11:55

「不完全なものにひかれる」と語る細川さん =東京都中央区
「不完全なものにひかれる」と語る細川さん =東京都中央区

 元首相の細川護熙さん(79)の企画展がギャラリー「壺(こ)中(ちゅう)居(きょ)」(東京都中央区)で始まった。会場には、湯河原町に構えた工房「不東庵」で制作した信楽陶仏、花器、掛け軸などがずらり。茶器などは手に取り風合いを感じられるとあり、来場者は思い思いに作品と向き合っていた。6月3日まで。入場無料。

 「不完全なものにひかれる。桜なら満開よりも散り際。月も、満月よりも雲間に見える方が美しい」という細川さん。漆黒の茶わんを持ち上げると、ごつごつとしたくぼみなどがあり、一見しただけでは分からない、味わいがある。

 フランス語の「ケ・セラ・セラ(なるようになるの意味)」を当て字で「慶世羅せら」と記したユニークな掛け軸は、礬水(どうさ)を引いた上から墨を塗る手法で生み出した。「墨が乾いて、浮き出てくる模様が面白い」

 グラデーションが美しい陶仏は鑑賞者が対話した際、喜怒哀楽が浮かぶよう目元をはっきりさせないなど余白を楽しむことを大切にしているという。午前10時から午後6時まで。

















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