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浅田真央選手らの「研ぎ職人」、解雇無効求め仮処分申請/神奈川

社会 神奈川新聞  2010年04月06日 10:13

バンクーバー五輪メダリストの浅田真央選手、キム・ヨナ選手らトップ選手のスケート靴の調整やブレード研磨を手掛けた“研ぎ職人”として知られ、神奈川スケートリンク(横浜市神奈川区)専属インストラクターだった坂田清治さん(62)=同区=が5日、同リンクを運営する「財団法人神奈川体育館」(山崎善也理事長)に対し、雇用上の地位確認や賃金支払い、施設使用の妨害禁止を求める仮処分を横浜地裁に申請した。

坂田さんは同リンクでの選手指導のほか、長野五輪強化コーチを務めるなどコーチ歴は38年。申立書によると、坂田さんは1985年に同財団とインストラクター契約を締結し選手を指導。2009年4月以降、同財団から「(契約書に)疑義がある」とされ契約書は取り交わしていないが、指導は続けていたという。しかし、今年4月1日付の理事長名の文書で「契約締結の意思がないと判断し従来の対応を終了する」と事実上の解雇通告をされたという。

坂田さんの代理人・佐伯剛弁護士は「別のコーチが選手に体罰を加える指導方法を坂田さんが批判した報復で、解雇には合理的理由がない」としている。

坂田さんは約40人を指導しており、次期のソチ五輪出場に有力な選手もいるという。坂田さんは「今月にも大会を控えており、選手に大きな影響を与えてしまう」と話している。

同財団は「理事長不在で、申立書も見ていないため、コメントは控える」としている。

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