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SUPヨガなど新たなスポーツ拠点に 大磯で屋外プールが通年運用へ

経済 神奈川新聞  2017年05月23日 02:00

体験会でSUPヨガに挑戦する参加者=大磯町のポートハウスてるがさき(ピースフル提供)
体験会でSUPヨガに挑戦する参加者=大磯町のポートハウスてるがさき(ピースフル提供)

 本年度から指定管理業者による通年運用となった大磯町の屋外プール「ポートハウスてるがさき」(旧町営照ケ崎プール)が、さまざまな活用方法を展開している。例年より2カ月ほど早い4月下旬にプール開きを済ませ、土・日曜、祝日の一般開放のほか、水面でのヨガ、ウエットスーツで泳ぐ練習拠点としての利用を始めた。湘南・西湘地区を巡るサイクリング発着地としての利用も想定し、スポーツを核とした地域のにぎわいを創出していく。 

 横浜、鎌倉、箱根に続く「第4の観光地」を目指す町は、県の「新たな観光の核づくり等促進交付金」を活用。昨年度からプール監視業務などを担ってきた「ピースフル」(本社・相模原市中央区)に“再生役”を託した。

 施設の活用策を模索していた同社は、水面上でバランスを取ろうとする動きで体幹などが強化される、ハワイ発祥のSUP(スタンドアップパドルボード)ヨガに注目。日本サップヨガ協会の認定を受けているインストラクターの派遣を要請し、週3回教室を開催することになった。

 6日の体験会では、町内をはじめ横浜、秦野市などから25人が参加。30分間のお試し教室だったが、「水面に落ちないように耐えるトレーニング的要素が好評だった」と同社の福島圭介社長(37)。潮騒をBGMに太陽の下で体を動かす楽しさをアピールし、健康志向の女性客を巻き込んでいく構えだ。

 近くの照ケ崎海岸でオープンウオータースイムの大会が過去2回開催された経緯もあり「ウエットスーツを着用しながら泳げる練習拠点」にも着目した。

 一般のプールでは衛生面などから認められないことが多いというが、プールの清掃とろ過の回数を増やし、水質管理を徹底。福島さんは「ここは相模湾が目の前。オープンウオータースイムの中心地にしたい」。各団体の合宿などを呼び込み、町内の宿泊施設利用などを思い描く。

 2019年には近くに港版・道の駅「みなとオアシス」のオープンを目指す大磯町。同施設を太平洋岸自転車道を生かしたサイクリングの拠点としても見据え、これまでに温水シャワーや自転車ラックを整備してきた。福島さんは「ロードバイクの発着点にしてもらいたい。年間を通じて施設が利用されることで、港全体の活性化につながれば」と意気込んでいる。


海での遊泳も想定し、ウエットスーツを着用して泳ぐ練習も(ピースフル提供)
海での遊泳も想定し、ウエットスーツを着用して泳ぐ練習も(ピースフル提供)

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