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相模川の風景、写真集に 愛好家・天野さん出版

話題 神奈川新聞  2017年05月21日 17:14

出版した本と愛用のカメラを手にほほ笑む天野さん
出版した本と愛用のカメラを手にほほ笑む天野さん

 相模川の上流から河口までの景色を集めた写真集「我がふる里津久井 せせらぎの詩」を写真愛好家で市民カメラマンの天野暁子さん(74)=相模原市緑区青根=が自費出版した。丹沢に降った雨がせせらぎとなる自宅周辺で撮影を続け、平塚、茅ケ崎まで足を運び、流れが行き着く先を自分の目で確認した。

 「川の存在は知っていても、流れについては分からないことは多い。その流れを子どもたちに伝えたい」と天野さん。約3年かけて撮りためた写真から約70点を使用している。

 その大半は旧津久井4町の地域が占める。旧藤野町の鍋こわしの滝、吉野の湧き水、佐野川の流れから始まり、四季折々の景色に彩られながら、相模原市中央区の田名地区、海老名市を経る流れが地図付きで紹介。最後の写真は茅ケ崎市の相模湾にある烏帽子岩にした。

 東京・新宿で生まれ、疎開のため橋本地区で育った天野さんは22歳で結婚。新婚生活は相模原市中央区の清新地区で送ったが40歳前後で、夫の両親の介護が必要となり初めて青根地区に足を踏み入れた。「家の前に広がる景色が美しく、つらいという思いはなかった」。その景色を撮り始めたのが契機となり、内職仕事の傍ら撮影活動は約30年に及ぶ。

 2006、07年度に市内の行事や風景などを記録撮影する同市の市民カメラマンを務め、今年5月から再び担う。08年に旧津久井町を題材にした写真集「我がふる里津久井」、10年には「相模原市緑区の歩歩路」を自費出版。今回は3冊目に当たり、「私の写真人生の集大成」と話している。

 A5判66ページ、1冊1111円。問い合わせは天野さん電話090(5428)5637。


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