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横浜市HP改修頓挫、業務受注業者が市と争う姿勢 横浜地裁で第1回口頭弁論

社会 神奈川新聞  2017年05月20日 11:19

 横浜市のホームページ(HP)のリニューアル事業が大幅に遅れ中断したのは、業務を受注したシステム開発業者の不手際が原因として、市が開発業者を相手取り計約1億7200万円の支払い済み代金の返還や損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、横浜地裁で開かれた。開発業者側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 訴えによると、市は2014年9月、HPのリニューアル業務を東京都千代田区のシステム開発業者へ委託した。しかし初期段階から作業の不備や設計ミスが相次いだため16年3月末の履行期限までにリニューアルできず、市は同年10月、この開発業者によるリニューアルを断念して契約を解除した。

 市はこれまでに業務の請負代金として8千万円弱を開発業者に支払った。さらに開発予定だったシステムを前提に、別の業者へコンテンツの作成やデータ入力作業を発注しており、これらの費用として支出した計6千万円余りも無駄になったなどとしている。

 一連のトラブルでHPのリニューアル事業は頓挫。市はリニューアルの目標時期を19年3月末に切り替え、今年1月に別のコンサルティング業者と契約した。


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