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覚醒剤の密輸ほう助で有罪 横浜地裁判決、共謀認めず

社会 神奈川新聞  2017年05月20日 11:14

 台湾から発送された郵便物から覚醒剤約36キロ(末端価格約24億9千万円)が見つかった事件で、関税法違反(禁制品輸入未遂)と麻薬特例法違反の罪に問われた台湾籍の被告(33)に対し、横浜地裁は19日、懲役3年、執行猶予5年、罰金150万円(求刑懲役6年、罰金300万円)の判決を言い渡した。

 公判で検察側は、密輸行為についても被告に台湾の密輸組織との共謀があったと主張した。これに対し、裁判官は「被告の役割は輸入そのものの実現に不可欠の行為ではない」として共謀を認めず、ほう助犯にとどまるとした。

 判決によると、被告は昨年8月、横浜市内のホテルに届けられる手はずになっていた郵便物の中から、麻薬と説明された物品を取り出す作業を請け負い、密輸組織の覚醒剤密輸を手助けした。覚醒剤は横浜税関が発見。中身を変えて追跡したところ、来日した被告が届け先のホテル客室に現れた。


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