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相鉄いずみ野線延伸計画で、神奈川県など行政主導で検討会を設立へ

経済 神奈川新聞  2010年02月22日 23:41

県、藤沢市、慶応大学、相模鉄道は22日、相鉄いずみ野線の湘南台駅(藤沢市)―慶大湘南藤沢キャンパス(SFC)付近までの延伸(3・2キロ)実現に向け、今春に検討会を設立すると発表した。検討期間は2年程度を想定。松沢成文知事は「県と藤沢市が財政的に主導しないとできない」と述べ、上下分離方式などで事業費を負担する方針を示した。海老根靖典藤沢市長も「市としても将来への投資をする」と表明した。

この延伸は、誘致を目指す東海道新幹線新駅の受け皿となるツインシティ(寒川町倉見地区と平塚市大神地区)までの、いずみ野線延伸計画(8キロ)の第1期という位置付け。

松沢知事は「リニア中央新幹線の実現に向けた動きで、東海道新幹線新駅設置の可能性が飛躍的に高まっているなど、延伸を具体化すべき時期にきた」と強調。その上で、「ツインシティまでの延伸は事業費が多額なので一気に整備するのは現実的でない。まずはSFCまで実現を図るのが適切と考え、私から声を掛けた」などと説明した。

今後、鉄道と次世代型路面電車(LRT)のシステムについて具体的な方式を検討し、事業費を算出する。環境に配慮した公共交通システムの導入とともに、沿線のまちづくりのあり方なども考えていく。

慶応は財政的な負担はしないが、清家篤塾長は「最先端の研究成果を還元する形で、延伸に協力したい」。SFCには約5500人の学生・教職員が通っており、「SFCは郊外型ゆえ交通面で大きな課題を抱えていた。実現すればSFCのポテンシャルがさらに向上する」とも述べた。

相鉄は湘南台―平塚駅のの事業認可を受けており、SFCまでは、その認可区間の一部に該当する。沼野恵一社長は「(相鉄)単独での建設は難しい。みんなで協力しながら実現を目指すのは、ありがたい」と語った。

海老根市長は「SFCのすぐ先に、将来の産業の拠点ができつつある。単に住んでいる人らの利便性だけでなく、市民から全体的な意味で期待されている。任期中に、少なくとも着工まで持っていければと思っている」と話した。

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