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東京湾にアマモ増やそう 児童たちが種まき体験/横浜

社会 神奈川新聞  2009年12月20日 20:47

アマモの種を張り付けた紙粘土をダイバーに手渡す「アマモメッセンジャー」=横浜市神奈川区の横浜港湾空港技術調査事務所
アマモの種を張り付けた紙粘土をダイバーに手渡す「アマモメッセンジャー」=横浜市神奈川区の横浜港湾空港技術調査事務所

元気に育って海をきれいに―。横浜市立金沢小学校の子どもたちが20日、同市神奈川区橋本町の人工干潟でアマモの種まきを体験した。「アマモメッセンジャー」と称した児童が地元の海で採取した種をダイバーに託し、海底に”移植”。児童たちは作業を見守りながら、東京湾の環境再生に期待を寄せた。

種をまいた場所は、国土交通省関東地方整備局横浜港湾空港技術調査事務所の実験施設「潮彩の渚」。同小の児童が「海の公園」(同市金沢区)で採取した種を、2007年のクリスマスプレゼントとして贈ったのを機に毎年行っている。

この日は、同小3~5年生の児童6人が同事務所を訪れ、約5千粒の種を提供。栄養分が含まれた紙粘土を魚や貝などにかたどり、今夏に採取した種を一粒づつ丁寧に張り付けた。ダイバーによる植え付け作業は水中カメラで映し出され、児童らは「元気に育って」などと歓声を上げながら見守った。

同小5年の女子児童(11)は「アマモを増やすにはきれいな海が必要。友達にも『海を汚さないで』と伝えていきたい」と話していた。

アマモは沿岸の砂泥海底に育つ海草で、海水の浄化作用がある。群生地は「海のゆりかご」と呼ばれ、稚魚の生息場所としての役割を果たし、良質な海辺環境の指標とされている。

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