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「校庭からの出土品もあり、びっくり」 鎌倉史学ぶ交流館、15日に開館

カルチャー 神奈川新聞  2017年05月13日 11:15

鎌倉市内で出土した土器などを見学する子どもたち=鎌倉歴史文化交流館
鎌倉市内で出土した土器などを見学する子どもたち=鎌倉歴史文化交流館

 鎌倉の通史を紹介する「鎌倉歴史文化交流館」(鎌倉市扇ガ谷)が15日、オープンする。市内からの出土品など約250点を展示。原始から現代までを通して歴史を俯瞰(ふかん)し、文化を学べる施設をコンセプトに掲げた。12日に開館式が開かれた。

 交流館は市が寄付を受けた元個人宅の土地と建物2棟を改修。展示面積403平方メートルで四つの展示室を備えた。展示物のほとんどが市の所蔵品のため、全館で撮影可能だ。

 通史展示室では原始・古代から現代まで、鎌倉幕府の滅亡など主要な10の出来事を解説するパネルが並ぶ。鎌倉幕府成立以降に繁栄した武士たちの生活や経済などを紹介する中世展示室では、全体がまとまって出土した貴重なよろいも見どころだ。

 近世・近現代の展示室には、第2次大戦中に多くのユダヤ人にビザを発給してナチスの迫害から救い、晩年を鎌倉で過ごした外交官杉原千畝(ちうね)のコーナーを設けたほか、考古展示室では最新の発掘成果を紹介している。

 開館式で国学院大学教授の青木豊館長は「鎌倉の歴史と文化を発信する核であり、市民がふるさとの素晴らしさを確認する博物館にしたい」とあいさつ。市立御成小学校の6年生約90人も招待され、見学した児童(11)は「自分の学校の校庭から出土したものもあり、びっくりした」と興味津々だった。

 午前10時~午後4時。日曜・祝日は休館。観覧料は一般300円、小中学生100円。問い合わせは、同館電話0467(73)8501。


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