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父親目線で食の問題考えるシンポ/横須賀

社会 神奈川新聞  2009年11月01日 19:55

父親の目線で「食」の問題を考える特別公開講座「おやじの食育(こそだて)」が1日、横須賀市平成町の県立保健福祉大学で開かれた。シンポジウムには三浦半島地域在住の5人の父親が登場し、自分流の子育てなどを話した。

「父シンポ」では漁業、農業、すし店経営、会社員などの父親が発言者として登壇した。

農園を営む長島勝美さんは「生き物の命をいただいて食べているという意識を子どもたちに植え付けたい」と、食を通じた教育論を展開した。多忙な中でも家族と一緒に食事を取る時間を大切にしているという発言者が目立った。

すし職人の小駒昌一さんは職業柄、来店客のはしの持ち方を見ているが、「若い人にうまくない人が多い。おいしくなさそうに見えてしまうので、教えることがあるが、感謝されますね」と話した。

娘の麗さんが北京五輪ソフトボールで金メダリストになった釣り船店主の西山義信さんは「はしの持ち方など、しつけはまず家庭でしっかり教える必要がある。中学卒業までは、いいこと、悪いことを教えた。高校からは夢の大きさと本人の努力で育っていったが、親として最大限のサポートをした」と振り返った。

シンポに先立ち、同大学の阿部志郎名誉学長が基調講演。「人間を人間たらしめるのは、家族と一緒に食事を味わい、ともに成長していくこと」などと述べた。

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