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乳がんなどの検診無料クーポン券発送終え、受診呼び掛け/横須賀市、逗子市、三浦市、葉山町

社会 神奈川新聞  2009年10月26日 21:57

三浦半島の3市1町は26日までに、2009年度の国の補正予算に伴う乳がんと子宮頸(けい)がん検診の無料クーポン券の発送作業を終えた。「女性特有のがん検診推進事業」の一環で、一定年齢に達した女性が対象。国は、伸び悩むがん検診の受診率の向上につなげたい考え。各自治体は「この機会にぜひ受診を」と呼び掛けている。

対象は08年度(08年4月2日~09年4月1日)に乳がん検診の場合で40、45、50、55、60歳、子宮頸がん検診は20、25、30、35、40歳になった女性。子宮頸がん検診は子宮頸部の「細胞診」を行うもので、各自治体などが実施している「子宮がん検診」は一般に子宮頸がん検診を指す。無料クーポン券の有効期限は、3市1町とも10月1日~来年3月31日。

乳がんは40代の女性に最も多く、ウイルス感染が主な原因とされる子宮頸がんは近年、20代~30代で急増中という。いずれも早期発見・早期治療が有効ながんとされているが、検診への抵抗感などから受診率は低迷。横須賀市の場合、08年度の受診率は乳がん検診が6%、子宮がん検診が8・4%。逗子市ではいずれも5%程度で推移している。

「今回の受診をきっかけに、定期的に検診を受けるようになってもらえれば」と各自治体の担当者ら。一方で、「自分は対象者ではないのか」といった問い合わせも寄せられており、担当者の一人は「対象年齢が前年度時点でのものなので、分かりづらい」と指摘。「来年度以降も継続される事業か分からないだけに、市民への周知もしにくい」と、国に対する不満を漏らしている。

▽各自治体の対象者数と通常の検診料は次の通り。(1)乳がん(2)子宮頸がん、かっこ内は検診料。

【横須賀市】(1)1万4446人(1600円)(2)1万2987人(同)

【逗子市】(1)2350人(個別検診の場合2200円)(2)1915人(同1700円)

【三浦市】(1)1738人(同2200円)(2)1350人(同2千円)

【葉山町】(1)1243人(2)1047人、いずれも逗子市と同額。

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